セミナー撮影講座 スケジュール編

セミナーの撮影をより良い形で成功させるためには、前もって準備し備えることが不可欠です。
逆にスケジュールの把握、スケジュールの構築自体を怠る事で起こりえるトラブルは数え切れません。
ここでは、セミナー撮影前の準備から撮影に至るまでの流れの中で気を付けたいポイントを各フェーズごとにご紹介致します。

セミナー会場の下見

セミナーの開催日前にセミナー会場を下見することで当日起こり得る問題に事前に備えることができます。 ここでは、下見の際に具体的になにをチェックすべきかをご紹介します。

演台の有無

多くの場合、部屋の後方にカメラを置き正面から撮影をしますが、 会場に演台がない場合、カメラと講演者の高低差ができないため間に 参加者の後頭部が写りこんでしまうことがあります。
この場合、逆にカメラの位置を高くし、全体を見下ろす形にすると良いでしょう。 また、これに加え講師の前の最前列には参加者を座らせないようにするなどの工夫で 参加者が不意にカメラに映り込むリスクを軽減できます。

会場の広さ

広い会場の場合、ズームで講演者のバストアップの映像を取るのに 倍率が足りなくなることもあるので、必要に応じ使用するカメラを選びます。

カメラ位置の制限の有無

会場によっては、消防法などの理由でカメラが置けない場所もあるため気になる場合は 事前に確認しておいた方が良いでしょう。

開催日当日 【開場前】

セミナー当日、開場前にできる準備をご紹介します。

セミナー映像以外の撮影

映像によっては、施設の外観映像や、受付風景の映像が求められる場合もあります。 セミナーが始まる前からこのような映像の素材として使えそうなシーンを意識してカメラを回すのも良いでしょう。

スケジュールの確認

以下にあげるようなタイミングは、撮影者にとって重要なものとなります。
事前に進行役のスタッフと確認しておくと、急な対応での失敗も防げます。

 開始時間  休憩時間  スポットライトのタイミングの確認 (詳しくはセミナー撮影照明編をご覧下さい  暗転のタイミングの確認 (詳しくはセミナー撮影照明編をご覧下さい  ホワイトボードの使用の有無の確認

会場のスピーカーの音をONにてピンマイクの音を確認

セミナー撮影で最も重要な講演者の音声が確実に録音できるように ピンマイクが正常に音を拾えるかを確認します。
特に会場マイクとピンマイクが混線、干渉しないかは、実際に試して確認する必要があります。
詳しくはセミナー撮影講座音響編をご覧ください。

機材設置

カメラを所定の位置にスタンバイし、必要に応じて延長コードなどでカメラの電源を確保しておきます。

参加者の立ち入り禁止エリアを確保

参加者が多い場合、カメラに写りこんでしまう場所に参加者の方が座ってしまったり、 カメラに体をぶつけてしまうこともあるので、テープなどを使い、立ち入れないよう準備しましょう。

開催日当日 【開場後】

セミナー当日、開場後にできる準備をご紹介します。

セミナー開始前にカメラを回しておく

セミナーがどのタイミングでスタートするかは、進行役や、 講演者のタイミングもあるので正確に知ることは難しいです。
ですので、いつスタートしても良い様にあらかじめある程度準備が整った時点でカメラを回し始めましょう。
これで、セミナーの冒頭部分が撮影できなかったという心配もしなくて済みます。

講演者へピンマイクの取り付け

講演者のジャケットなどにピンマイクを付けてもらう際には、 ジャケットを誤って脱いでしまわない様に事前に確認をしておきます。

セミナーの終了後

カメラを止めるタイミング

終わったと思っても、実は続きがあったりする場合なども考えられます。 完全にセミナーが終わってからにカメラを止めるため、 終わったと思ってもすぐに録画を停止せず、参加者が席を立ち退室をし始めるくらいまでは念のため続けておきましょう。

確認事項

撮影中に参加者の顔がはっきり写ってしまったりした場合など、 本人に確認を要する内容がある場合は当日でないと確認ができないので 速やかに対応を取りましょう。

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